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エリザベス女王杯

11月しょっぱなの天皇賞(秋)の後に行われる人気のG1レースがエリザベス女王杯。その歴史や見どころ、過去の結果データ、優勝馬などをリサーチしました。

牝馬が女王の座を目指して争うG1レース・エリザベス女王杯

エリザベス女王杯は、3歳以上の牝馬(メスの馬)のみで開催される重賞レース(G1)です。

第1回(1976年)の開催時から第20回(1995年)までは「3歳牝馬限定・芝2400m」という枠でレースが行なわれていましたが、約20年前の第21回(1996年)から「3歳以上の牝馬・芝2200m」とルールや距離が変更されました。

距離が200m短くなったことで、3歳牝馬が若さの面で有利ということもなくなり、4歳や5歳の牝馬にも十分な勝機があるため、エリザベス女王杯はもっとも強い牝馬を決める大会という側面がより強くなっているのが特徴といえます。報道などでは「秋の女王決定戦」などとうたわれ、競馬ファンの間でも盛り上がる大会のひとつです。

そんなエリザベス女王杯の歴史は、1975年にエリザベス女王が来日されたことを記念してスタート。もともと「ビクトリアカップ」として開催されていたレースの名称を変更し、1976年から第1回が始まりました。

開催地は、京都の淀にある京都競馬場。エリザベス女王杯は牝馬の中でも、本当に実力のある馬しか出走できないため、名馬の走りを見ようと多くの競馬ファンが駆けつけます。

エリザベス女王杯のレースで記憶に残るのが、第34回(2009年)のクィーンスプマンテでしょう。当時、ブエナビスタが一番人気で単勝オッズ1.6倍、ほかにもブロードストリートやカワカミプリンセスらがひしめき合う中、11番人気のクィーンスプマンテがまさかの先行逃げ切りでそのまま勝利。3連単で154万馬券の配当が出たことは競馬史にも残る大波乱でした。

このようにエリザベス女王杯では差しだけでなく、逃げ切りにも注目してレース展開を追っていくことが大切になります。

エリザベス女王杯データ

  • 開催日:11月上旬~中旬の日曜日
  • 競馬場:京都競馬場
  • 距離:芝2200m
  • 賞金:総額1億7200万円、1着9000万円、2着3600万円、3着2300万円
  • 出走条件:サラブレッド系 3歳以上の牝馬
  • 負担重量:定量(3歳54kg、4歳以上56kg)

過去の優勝馬

回(年) 優勝馬 性齢 タイム 騎手 調教師
第39回(2014年) ラキシス 牝4 2:12.3 川田将雅 角居勝彦
第38回(2013年) メイショウマンボ 牝3 2:16.6 武幸四郎 飯田明弘
第37回(2012年) レインボーダリア 牝5 2:16.3 柴田善臣 二ノ宮敬宇
第36回(2011年) スノーフェアリー 牝4 2:11.6 R.ムーア E.ダンロップ
第35回(2010年) スノーフェアリー 牝3 2:12.5 R.ムーア E.ダンロップ
第34回(2009年) クィーンスプマンテ 牝5 2:13.6 田中博康 小島茂之
第33回(2008年) リトルアマポーラ 牝3 2:12.1 C.ルメール 長浜博之
第32回(2007年) ダイワスカーレット 牝3 2:11.9 安藤勝己 松田国英
第31回(2006年) フサイチパンドラ 牝3 2:11.6 福永祐一 白井寿昭
第30回(2005年) スイープトウショウ 牝4 2:12.5 池添謙一 鶴留明雄
第29回(2004年) アドマイヤグルーヴ 牝4 2:13.6 武豊 橋田満
第28回(2003年) アドマイヤグルーヴ 牝3 2:11.8 武豊 橋田満
第27回(2002年) ファインモーション 牝3 2:13.2 武豊 伊藤雄二
第26回(2001年) トゥザヴィクトリー 牝5 2:11.2 武豊 池江泰郎
第25回(2000年) ファレノプシス 牝5 2:12.8 松永幹夫 浜田光正
第24回(1999年) メジロドーベル 牝5 2:13.5 吉田豊 大久保洋吉
第23回(1998年) メジロドーベル 牝4 2:12.8 吉田豊 大久保洋吉
第22回(1997年) エリモシック 牝4 2:12.5 的場均 沖芳夫
第21回(1996年) ダンスパートナー 牝4 2:14.3 四位洋文 白井寿昭
第20回(1995年) サクラキャンドル 牝3 2:27.2 小島太 境勝太郎
第19回(1994年) ヒシアマゾン 牝3 2:24.3 中舘英二 中野隆良
第18回(1993年) ホクトベガ 牝3 2:24.9 加藤和宏 中野隆良
第17回(1992年) タケノベルベット 牝3 2:27.1 藤田伸二 小林稔
第16回(1991年) リンデンリリー 牝3 2:29.6 岡潤一郎 野元昭
第15回(1990年) キョウエイタップ 牝3 2:25.5 横山典弘 稗田研二
第14回(1989年) サンドピアリス 牝3 2:28.8 岸滋彦 吉永忍
第13回(1988年) ミヤマポピー 牝3 2:27.2 松田幸春 松田由太郎
第12回(1987年) タレンティドガール 牝3 2:29.3 蛯沢誠治 栗田博憲
第11回(1986年) メジロラモーヌ 牝3 2:29.1 河内洋 奥平真治
第10回(1985年) リワードウイング 牝3 2:26.8 内田国夫 鶴留明雄
第9回(1984年) キョウワサンダー 牝3 2:28.4 樋口弘 吉岡八郎
第8回(1983年) ロンググレイス 牝3 2:30.1 河内洋 小林稔
第7回(1982年) ビクトリアクラウン 牝3 2:29.2 嶋田功 稲葉幸夫
第6回(1981年) アグネステスコ 牝3 2:28.1 西浦勝一 久保道雄
第5回(1980年) ハギノトップレディ 牝3 2:27.9 伊藤清章 伊藤修司
第4回(1979年) ミスカブラヤ 牝3 2:32.6 岡部幸雄 西塚十勝
第3回(1978年) リードスワロー 牝3 2:29.1 武邦彦 服部正利
第2回(1977年) インターグロリア 牝3 2:28.7 福永洋一 柳田次男
第1回(1976年) ディアマンテ 牝3 2:28.5 松田幸春 稲葉幸夫

管理人コメント

エリザベス女王杯は、基本的に差しの多いレース展開が予想されますが、約3年に一度くらいのペースで逃げ馬が馬券に絡んでくるため、念のためここを押さえておくのがポイント。

追い込み系は苦しいレース結果になることが多いため、そこまで重視せず、出走する馬の秋華賞や天皇賞での走りに注目しつつ、過去データから見ても配当の確率が高い6~7番人気の中で絞っていくというのがセオリーだと思います。

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